趣味のきもの 竹うち:加賀友禅・牛首紬・印傳

礼装・茶席着

着物を着る時に私が気を付けているのは、訪問着や附下げ、小紋という名称や、
昔ながらの格だけを頼りに着るものを決めていないかということです。

私の場合、着物は普段着としてより仕事着、外出着、礼装として着るので
ちょっと改まった服装という意識はしています。

振 袖

私の振袖デビューは、入院中の母方の祖父に振袖姿を見せたくて写真屋さんで撮影の合間にデジカメでスナップ写真を撮って見てもらったという少し悲しいものでした。

その後お決まりの、成人式、卒業式、友人の結婚式、パーティーで着ました。
ポイントは、刺繍半衿、イッコーさんの刺繍帯揚、踵が約 6.5cmある五分三段の金地の小判形草履でした。

訪問着

私は訪問着は初釜や、披露宴、着物パーティーなど大きな会場でのイベント等で着ていますが
振袖や、「大人の振袖」とも言うべき本格派の訪問着を着る機会は少ないです。

そしてお茶関係や身内のお祝い事で着物を着ることが多い私の場合、
付下げ訪問着や、付下げを着る機会が増えてきています。
訪問着、付下げ訪問着、付下げには基本紋を入れずに仕立てています。
お茶関係で紋が必要となったらあとから入れられますし・・・

藤村建雄加賀染訪問着(袷)
+明綴袋帯

仕立てる前には、地色の藤色がかったピンクが少し地味かなと気になりましたが、仕立て上がってみると白の小花との対比が効いていて思ったより地味でもありませんでした。勉強不足でした。

加賀友禅では白を胡粉で表すことが多く、胡粉がカビると黄変し、取れにくいので湿気や汗に注意してカビを生やさないよう気を付けています。
(着用後はしっかり湿気を抜き、箪笥にしまう時には防カビ、調湿効果のある「そうび」の有効期限に気を付けています。)

大久保謙一作 加賀染絽訪問着(絽)+櫛織り袋帯

加賀友禅作家大久保謙一氏に描いていただいた絽訪問着です。

問屋さんを通して打ち合わせを重ね、半年ほどかけて出来上がりました。

美の花絞り訪問着
+佐波理綴

私が小学生か中学生の頃に、祖母が気に入って買っておいてくれた訪問着です。
十代の頃、佐波理綴の帯を締めて着物パーティーでよく着ました。

羽田登喜男訪問着
+洛風林袋帯

これもそのうち私が着るかもと祖母が仕入れておいてくれた訪問着です。

付下げ

私の場合、お茶関係で一番よく着る着物は附下げです。
礼装目的やお茶会では紋を入れたり、袋帯で改まった雰囲気にもします。
気軽なお茶会やお稽古には、紋は入れず、名古屋帯を締めています。

京友禅絽附下げ訪問着
+紗袋帯

従姉妹の夏の結婚式で着ました。

加賀友禅附下げ(袷)
+佐竹機業店袋帯

附下げや小紋に袋帯を締める時は「佐竹機業店」のこの袋帯をよく締めています。
色合い、柄も好きで格が高すぎず附下げに合わせやすく、どの附下げにも締めます(笑

色無地

無地替わりは半喪用として着ることが多かったです。着物好きだった祖父母の通夜、法事に着ました。
あとはお茶用に、蝋タタキの単衣と、地模様のサーモンピンクの袷色無地を作りました。

お茶でもっと出番があるかと思っていたのですが、
先生や先輩に服装をお尋ねすると「お若い方は訪問着か附下げ」と言われることが多いので
結局柄物を着ることが多いのが現状です。もうひととし回れば出番が増えるのかも。

佚鴦蒔蝋(袷)+喪・法用袋帯

どうやら当家は代々色無地は得手ではないらしく(^^;)、祖母の時代から木村勝美氏、松井清々氏、松井佚鴦氏の蒔蝋(蝋タタキ)を無地替わりにしています。

佚鴦楊柳地蒔蝋
(単衣)
+佐竹機業店袋帯