趣味のきもの 竹うち:加賀友禅・牛首紬・印傳

附下げは三丈物の生地で出来ており、反物のまま巻かれて売られています。
袷にお仕立てになるには八掛が必要です。
仕立てれば柄は逆さにはならず、裾、袖、胸など各要所に上手く出るようになっています。
柄は飛び柄であったり、小さくまとめられた柄が描かれていることが多いです。
附下げ訪問着など種類によっては、上前の衽と上前身頃の模様など一部縫い目を渡って柄が繋がる附下げもあります。

附下げ

附下げの定義の一説に、
「小紋の技術が発展し、仕立てた時に柄が全て上向きになるようにした着尺が作られるようになり、
太平洋戦争中に華やかな柄付けの絵羽模様の訪問着が禁制品となり、その代用品として定着し、
戦後略礼装として一般的に着られるようになった。」
という説があります。

以前は、大は小を兼ねるとばかりに、「格が高いほうの着物を選んでおけば間違いない」と訪問着一辺倒の時代もありましたが。近頃では儀式の簡略化も進み、訪問着では大仰に成りすぎるのでは?と思えるシーンも増えています。
例えばお子様の宮参り・七五三・入園入学、友人の結婚式の2次会、お茶会・ちょっとしたお食事やお集まり等現代のライフスタイルに沿った場には附下げや附下げ訪問着をお薦めします。
また訪問着よりあっさりした附下げはお茶席に向き、格の高い正式な茶会以外の一般的な茶会で多く着用されます。

お茶席用 加賀友禅 附下げ


当店では、本来の附下げをご自身もお茶をなさる女流作家さん達に、
「茶席で自分が着たい着物」ということで、リーズナブルな価格設定で作っていただいています。


加賀友禅 附下げ訪問着



お手軽な訪問着変わりとしてお買い上げいただくのが「附下げ訪問着」です。
訪問着に比べ軽い格となりますが、
お宮参り・七五三・入卒、お茶会などでは訪問着より控えめな柄付けが好まれ
お買い上げも多いです。紋を入れると格が上がります。

加賀繍い 附下げ


同色系の繍い糸でスガ繍いを施した無地感覚の附下げを扱っています。

加賀繍いとは:加賀繍は室町時代初期に、加賀地方への仏教の布教とともに、主として仏前の打敷(うちしき)・僧侶の袈裟(けさ)等、仏の荘厳(しょうごん)という飾りとして京都から伝えられました。

伝統工芸 青山スクエアHPより