加賀友禅・牛首紬・印傳
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初着(一ツ身)

一ツ身は「お宮参り」の着物から、4歳ぐらいまで使える幼児用の寸法です。
新生児のうちは揚げをしないで、付け紐をつけて帯の代わりに結びます。

✽幼児、子供は体格差が大きいので、適応年齢は一応の目安としてお考え下さい。

初着(一ツ身)

一ツ身は「お宮参り」の着物から、4歳ぐらいまで使える幼児用の寸法です。
新生児のうちは揚げをしないで、付け紐をつけて帯の代わりに結びます。

✽幼児、子供は体格差が大きいので、適応年齢は一応の目安としてお考え下さい。

加賀友禅 女児初着(うぶぎ)


最近は一ツ身に限らず着物を差し迫ってお買いになる方が多くなったのと、子供の着物は標準寸法で仕立てて「アゲ」で寸法を調節するので初着はお仕立て上がりの商品をお求めになる方が多くなっています。
当店でも加賀友禅産元商社の新作発表会で仮絵羽を仕入れ、子供物専門の縫製会社で仕立てをした仕立て上がりの初着のお求めが大半です。
当店では水谷澄正氏、中出学氏、荒橋義輝氏の作品を取り扱っております。


初着は『初宮参り』や『3歳の七五三』に着せます。
初宮参りに着る時には袖は平袖と言って袖口側が縫い合せてありません。赤ちゃんを抱いている人の後ろで紐を結びます。
元々は着物とお下着と襦袢の3枚重ねでした。お下着とは着物と襦袢の間に重ねて着た衣服のことで、現代では式服にだけそのなごりがあります。
現在では襦袢を簡略化して、お下着の袖の内側に襦袢の袖だけを付けたものがほとんどです。
日頃私たちが「一ツ身の長襦袢」と思っているものは本当は重ねの下着です。

女児の初着を3歳の七五三に着る時は袖を直して肩上げ,腰上げをし、兵児帯を締め被布を着ることが多いです。