趣味のきもの 竹うち:加賀友禅・牛首紬・印傳

撥水加工

パールトーン加工は撥水加工です。
一般的に「撥水」とは、水を表面ではじきます。はじくというのは、かかった水をコロコロとした玉状にすることです。
「撥水」の生地は隙間をうめたものではなく、生地に水が落ちた瞬間のはじきやすさなので、
多量の水にさらされたり、水がついた状態が長く続くと生地の隙間から水がしみてきます。

一方「防水」は生地に防水剤の加工をして、ある程度まで水がかかっても内部には水を通さないものです。
空気も通しませんので、通気性もありません。

パールトーン加工には「雨の日の泥はね」や「飲食時の食べこぼし」等の着用汚れから着物を保護してくれる安心感、半永久的なパールトーン加工の効力、20年間のアフターケアによる原則無料の着用後のお手入れ、パールトーン社で「丸洗い・洗い張り・シミ抜き」等を行って「効力減退・無効化」が認められた場合でも再度パールトーン加工を行ってくれるなどトータルでの安心感があります。
着用頻度の高い場合、着用後のお手入れに掛かる費用もばかになりませんし、「アフターケア」に出した着物のチェックも徹底しており手間も省けて助かります。


パールトーン済みの着物や帯のカビ被害が増えています


パールトーン加工はあくまでも撥水加工です。
防水や樹脂加工で糸質を変える加工ではないので保管状態によってはカビが発生します。
通常の着物と同じくお手入れや保管が必要です。

パールトーン済み着物のお手入れ法


パールトーン加工済み着物を一般のクリーニング屋さん等へ丸洗い等のお手入れに出されますとパールトーン加工の効力が減退しますので、パールトーン社のアフターケアか丸洗いにお出し下さい。


アフターケア


パールトーン社の「無料アフターケア」は着物全体を洗うものではありません。
衿、袖口、裾の汚れの部分洗い、胴回りの汗抜き等が基本です。

パールトーン社のアフターケアシステムを利用する場合、着物の裏物(胴裏、八掛、比翼地、羽織裏など)が未加工の場合には、裏地についた汚れは「アフターケアの対象外」として扱われてしまいますのであらかじめ裏地にも加工を施しておくことが必要になります。


有料お手入れ


パールトーン社では、加工済みの商品をプレスクリーニング(丸洗い)しみ抜き洗い張りなどのお手入れを有料で承っています。
これらのお手入れには「パールトーン加工の効力が減退」しないよう(株)パールトーンにご依頼下さい。


保存も安心です


保管中のカビ発生防止にも高い効果を発揮します。
試験の結果、パールトーン加工のカビ抵抗性は3級であることが証明されましたが・・・
【ご注意】
パールトーン加工済みのきものでも、水分(湿度)、温度、養分、酸素の条件が揃えばカビは発生します。
特に高温多湿な場所での保管は避けてください。年に一度は必ず虫干ししましょう。

✽白地の長襦袢なども、パールトーン加工がしてあると色戻り(黄変)が少し遅いような気がしています。