和装は「清潔感」が求められます。殊更目立つのは半衿と足袋です。
こまめに洗濯をして「清潔感」を保ちましょう。
半衿
基本は白衿
当店では合繊、正絹の塩瀬と絽の白半衿を基本にしています。
合繊か正絹かはご自身の体感で選ぶか、利便性を優先なさるかでお決め下さい。
正絹半衿と合繊半衿の違い
正絹半衿と合繊半衿との最大の違いは肌触りです。
多少色の違いも感じます。正絹半衿は自然で、温かみのある白で、
合繊の半衿は蛍光灯の昼光色の様な白さに感じます。
*半衿付け替えいたします。(有料)
【厳選良品】洗える 正絹白半衿(塩瀬・絽)
正絹は肌触りが良く、吸湿性・放湿性に優れていて気持ち良く,着物までグレードアップしたような贅沢感があります。
こちらは防カビ、黄変防止の<セラミック加工>に、洗っても風合いがあまり変わらず、シワになりにくい<ウォッシャブル特殊加工>を加えた洗える正絹半衿です。
素材: 絹 100%
日本製
お洗濯時にはネットを使用、液温は30℃を限度とし、洗濯機の弱水流または弱い手洗いで。
アイロンはスチームアイロンで高い温度(140℃~160゜C)で掛けてください。その際は必ず当て布を使用して下さい。
※お洗濯は中性洗剤・洗濯ネットをご使用ください。
洗濯後は陰干しして下さい。脱水不可
シルック 白半衿(塩瀬・絽)
合繊半衿はほどよい硬さがあり、半衿付けもしやすく、自分で洗濯するのに心配が要らず便利です。
【塩瀬】
シルックN(ノーブル)の塩瀬でシルラック-A加工(制電・防汚・吸汗加工)とシルラック-B加工(抗菌防臭加工)をほどこした、しなやかな風合いと美しい光沢を持つ白半衿です。
【絽】
従来の「シルック」と高い吸水速乾性を持つCeoα(セオアルファ)の複合ニューナチュラル感覚新素材にシルラック-A加工(制電・防汚・吸汗加工)とシルラック-B加工(抗菌防臭加工)をほどこした、爽やかな清涼感と、さらさらとしたドライ感が特徴の白絽半衿です。
伊達衿
伊達襟の役割
昔の礼装は着物を襲ねて着ました(下襲したがさね)。
その後簡略化され、黒留袖や五ツ紋の色留袖は比翼仕立てになりました。
黒留袖、五ツ紋の色留袖以外の慶事の礼装着の礼装感を高めるには白の伊達衿をお薦めします。
少しくだけたい場合には着物の地色と同系色の伊達衿でも良いのですが、挿し色的な強い色は避けたほうが良いと思います。
衿芯
衿芯の役割
衿元を美しく見せる事です。
衿芯を入れないで着てみると衿が柔らかいので立ち上がらずうなじの美しいラインが出ません。
いわゆる衣紋抜き(えもんぬき)がスマートに決まりません。
塩 瀬
サイズ:巾 4cm 長さ 80cm
塩瀬くり
サイズ:巾 4.5cm 長さ 90cm