小紋
小紋は本来全体に文様が繰り返されている型染めの着物ですが、
紬より柄の付け方が多様で、「使える場面」が異なる着物でもあります。
小紋の発展
①通常の小紋
通常の小紋は、全体に文様が繰り返されている型染めの着尺です。
身頃や袖、衿等仕立ての部分により柄の模様が逆さになったりする。
当店お薦め 手描き飛び柄小紋加賀友禅 飛び柄小紋
➂飛び柄小紋 |
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②一方付け小紋(付下げ小紋)
「一方付け小紋(付下げ小紋)」は、「小紋の技術が発展し、仕立てた時に柄が全て上向きになるようにした着尺」で、付下げの原型とも言える着尺です
加賀友禅 一方付け飛び柄小紋
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八千代の着物
京友禅手挿し飛び柄小紋(袷)
次代を支える着物
この小紋を仕立てた頃の「加賀友禅小紋」は、柄がもう一回り大きいのが主流だったのと、
色使いがスッキリしたものが少なかったので、京友禅にしました。
その後当店がめざす「加賀友禅一方付け飛び柄小紋」作成のヒントにもなった商品です。
④現在の付下げの誕生
一方付け小紋から柄を間引き、無地場の多い付下げが作られました。(一般的な付下げの誕生)