草 履
・一般的に草履は踵の高いほうが格があるとされます。また踵が低すぎるものは裾も汚れやすいです。
・夏用草履といわれるものは、確かに涼やかに見えるものが多いですが、汚れるとお手入れしにくいものが多いようです。
また「夏の着物には夏物の草履という決まりもありません。」涼しげな鼻緒や台の色をお選びになれば通常の草履で良いと思います。
合皮の草履
いざ履こうとした時に、草履台や鼻緒の裏が劣化してボロボロ剥げ落ちたという経験はありませんか?
これを合皮の経年劣化 と言います。
合成皮革の草履は、雨に強く、値頃で、お履きになる機会の多い方には重宝ですが、
履いても履かなくても数年で劣化してしまう恐れがあります。
本革草履
●当店の本革草履は天・巻き共に本革(牛革)です。芯はコルク。底革は滑りにくいクローム革です。
●小判形、舟形があります。
小判形: 長時間履いていても足の裏が痛くならない形です。
舟 形: 脱いである時の形が美しい従来からの形です。
●踵の高さ: 用途、身長、年齢を勘案してお選び下さい。
●サイズはS・M・L・2Lの4サイズがあります。
草履の適応サイズは、鼻緒の挿げ方、履き方、お好みにより大分異なります。
S寸 (21.5cm~22.5cm) M寸 (22.5.cm~23.5cm)
L寸 (23.5cm~24.5cm) 2L寸(24.5cm~25.5cm)
M寸の適応サイズを(23.cm~24.5cm)とされるお店もございます。
草履台
草履台の高さ
・礼装用の踵の高さは一寸三分(約5cm)以上を目安にしています。
・紬などしゃれ着はやや短く着るので裾の汚れにあまり気を使う事は少ないですが、礼装は長めに着付ける事が多いので裾汚れ防止という観点からも高さがそれなりにあるのは合理的だと思います。
草履台の色
・正礼装には金銀を、準礼装(略礼装)からカジュアルにもと考えるなら白系のマットなお色を選ばれたらいかがでしょう。
・一般的に、白いほどフォーマル感が増し、濃いお色になるにしたがいカジュアル感が増します。
またマットとエナメルではエナメルのほうがしゃれ感が強いとされます。
略礼装・お出かけ着 一段台一段台は草履台側面「巻の部分」に筋の入らない、一段の草履台です。 |
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準礼装・略礼装 四分二半段台◆ 四分二半段台は側面の「巻の部分」が前二段、後ろが三段となる草履台です。 |
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本格礼装・準礼装 五分三段◆ 側面の「巻の部分」がすべてが三段となる草履台。 |
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真綿入 本革草履
『本革草履』の天スポンジの部分に純綿を12~13層(10cm以上)敷き詰め、圧縮し、天革で包み込んだふっくら足に優しい草履です。 当店では女将見習いが、お呈茶の手伝いで長時間立ちっぱなしの日や、遊びで長時間歩く時によく履きます。 |
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鼻 緒
草履を履いていて足が痛くなる原因のひとつに、鼻緒があります。
本天鼻緒
●鼻緒選びのチェックポイントは ・太さ ・柔らかさ ・裏地です。
鼻緒の内部には沢山の純綿を使用し、前坪(先坪)と鼻緒受け(足の甲に当たる部分)にはビロードのように起毛した本天を使用してクッション性を増していますので長時間歩いても、足が痛くなりにくい鼻緒です。
また鼻緒芯は伸びにくい麻芯を使用しています。
鼻緒生地は「礼装用」、「単衣・夏用(パナマ、絽刺繍)」、「おしゃれ用」のものがあります。
桐草履
桐草履
小紋や御召、紬などの外出着に、夏は素足で木綿や綿麻の着物にも
無垢の国産桐を削りだして作った、ゆかただけでなくおしゃれ着にも合う草履です。
桐だけにとても軽く、天のカーブが絶妙で履きやすく、この草履を下駄代わりに穿いていも疲れにくいです。
裏がタイラなのでとても歩きやすく、足の甲が痛くならない太い鼻緒も人気の秘密です。
【M寸】
【価格】 12,000円 (税込 12,960円)